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アレルギーまとめ
茶目子のアレルギーの症状について、まとめておきたいと思います。

最初にアレルギーの検査を受けたのは昨年の3月。
ラム肉、お米をはじめとして、色んなものがアレルゲンだとわかりました。
それ以来、断続的ではありますが、ずーっとステロイド剤を飲んできた茶目子。
凶暴化の悩みもあったので、それまではアレルギーはステロイドで抑えることしか
考えていませんでしたが、そろそろなんとかしなければ、と思い始めたのが
今年のはじめ頃でした。

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↑今年の1月終わり頃の画像です。
右目のまわりが脱毛して、画像ではよくわかりませんが
傷を掻き壊しているところもありました。


この後、いつものように獣医さんで診察を受け、
アトピカという薬を飲むことに。
アトピカはNOVARTIS社製のシクロスポリン製剤。免疫抑制剤です。
ステロイド剤に比べると、臓器に対する副作用が少ないと言われています。
(が、茶目子の場合はあきらかにお腹がゆるくなるという副作用がありました)
獣医さんと相談したうえで、アトピカを毎日1錠、1ヶ月飲むことにしました。
ただし、ステロイド剤をいきなり切ってしまうとリバウンドが心配なので
1日おきにステロイド剤も併用。

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↑アトピカとステロイド剤を併用し始めて2週間ほど。
あきらかにひどくなっています。


あらためて獣医さんに相談したところ、アトピカとステロイド剤、
ダブルで免疫抑制効果が出ているため、掻き壊した傷にバイ菌が感染して
ひどくなってしまったとのこと。
ステロイド剤を完全にやめて、アトピカと抗生物質を飲むことにしました。
この頃の画像は本当にひどい状態で、今見ても心が痛みます…

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↑抗生物質を2週間飲んだ頃。
まだまだ脱毛はありますが、傷がかわいて皮膚の肥厚もマシになりました。


傷がよくなってきたので、抗生物質もやめて
いよいよアトピカのみの服用に。
このとき既にアトピカを毎日1錠ずつ1ヶ月飲んでいたので、
少し減らして、1日おきに1錠ずつ飲むようにしました。

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↑アトピカ1日おきに1錠を1ヶ月飲んだ頃。
見違えるように良くなりました。
もう脱毛はほとんどありません。


ハゲてない、というだけで嬉しくて写真を撮ったものでした(笑)
でも、これで安心してはいられません。
ステロイドのかわりに、アトピカを一生飲み続ける訳にはいきませんから
今度はアトピカを減らさなければなりません。
というわけで、1日おきだったアトピカを、今度は1週間に1回に。

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↑アトピカの回数を減らしたとたんに掻き始め、またこんなことに。


このときは、目の上だけでなく耳の中も掻き壊してしまったので
急遽また抗生物質と、ステロイド剤を3日間だけ。
これでなんとか乗り切って、アトピカの量を増やさないようにがんばりました。

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↑1週間後。
傷は何とか落ち着きました。ちょうどヒートの終わり頃です。


ちょうどアトピカを週に1回服用して1ヶ月がたちました。
傷も落ち着いてきたので、思い切ってアトピカの服用をやめることにしました。

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↑さらに10日後。薬の服用はなし。
少しずつ目のまわりの毛が生えてきました。


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↑そして現在。薬の服用なし。
若干目のまわりがしょぼついてますが、脱毛はほとんどありません。
この1ヶ月ほどは、顔だけでなくカラダ全体の毛艶も良くなってきたように思います。


アトピカを完全に切ってから1度だけ、耳の中を掻き壊し、獣医さんへ行きました。
(耳の中なので写真はありません)
でもその時も、獣医さんの判断で、薬の服用はせず、耳の中の消毒と
外用薬のみで傷を治しました。今思えばこれがよかったのかも。

ただし、今こうして良い状態を保っていられるのは、
アトピカを服用し続けていた効果が残っているからだと、獣医さんから言われています。
これがいつまで続くかわかりません。
いつの日かまたひどくなったら、また毎日アトピカを飲んで、少しずつ減らすという
手順を踏むことになっています…
そんな日がこなければいいのに。でも現実はそんなに甘くないですね、きっと。

薬を飲むと、確かに劇的に良くなるのですが、アレルギーのような
体質的な問題の場合は、根本的な解決にはつながりません。
それでも、かゆくてかゆくて掻き壊しているのを見ると
かわいそうでついつい薬に頼りたくなります。
できることなら、薬ではなく、なんとか自分のカラダで免疫を上手に調節できるよう
鍛えてやることができればいいのだけれど。

アレルギーって、アレルゲンとの戦いであり、薬との戦いであり、
そして自分の精神力との戦いでもあると思います。
凶暴化同様、気長にがんばっていくつもりです。
by cc89818 | 2007-06-02 21:35 | 茶目子の生活
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